【 話す ということは 】
考えていること、感じていることを
人に伝える
ということなのですが、
これが本当に難しい。
「そんなつもりじゃなかった!」
「え?そう受け取る??」
みたいな誤解がしょっちゅうありますよね。
私が日本語を教えていた頃、
上級クラスの学生のみなさんの
各自の表現の深さや違いによく感銘をうけていました。
みなさんが覚えた約4000単語を駆使して
会話の練習をしていたとき、
こんなにも話し手の考え方や感じ方が伝わるものか!
と感動したのです。
4000単語全部を使いこなすというより、
その中から使いたい単語をピックアップして表現している状態ですが、
「思いやり深いコメントだなぁ」
「状況の背景をよく観察しているなぁ」
ということがしっかり伝わってくるのです。
饒舌に、たくさん話せば伝わる、、、というよりも
私達の中で何を考えて思っているかは
『伝わってしまう!!』ということに気付いた経験でした。
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