ありのままの勘違い
エルサ
「ありの〜ままの〜🎶 姿見せるのよ〜🎶」
10年くらい前に流行りましたね。
もう古いですか(笑)
ありのままでいい
あるがままでいい
言葉としてはよく聞きます
もう少し深掘ります。
ありのままでいい
と言葉で思い込みながら
深いところではそのありのままを
誰かに受け止めて欲しい
そんな承認欲求が隠れてないですか?
ありのままを誰かに受け止めて欲しい
というのは
悪いことではないのですが
結局のところは
ありのままを自身で受け止めてるわけではなく
「ありのままを受け入れて欲しい」
vs
「ありのままを受け入れてもらっていない」
という新たな葛藤の中に心があります
心の中に分離がある限り
それは言葉遊びで
ありのままを受け入れたフリをしてるだけ
欠乏感から承認欲求で
お口をパクパクしている状態
心はどこか苦しいはず
自分をありのまま肯定するというのは
ありのままを外に証明することでも
ありのままを外に認めさせることでもなく
むしろその真逆なんです
「あー、自分って本当しょうもない。あははは」
と笑い飛ばせる余裕を獲得するってこと
自分で小さい自分を自分の中で完結させて
受け入れてるってこと
さて、そのしょうもない自分から始めようと
前を向けるってことでもあります。
そこにはおんぶにだっこの
承認欲求は必要としていないので
心がどこか静かで自由なんです。
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