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ラベルを超える

「HSP」「発達障害」「毒親」「うつ」何でも
診断や人の属性をあらわす造語というラベルは
自己防衛として有効な場合があります。

その反面
ラベルを使いすぎると
ラベルの向こうある存在としての自分と
繋がりにくくなったり
そちらを忘れてしまうことが多いように思います。

長男は発達特性があるので
就学前からサポートを受けています

ただ診断はあくまで
社会的な切り口でのラベルに過ぎません。

診断への同情
診断からくる将来への不安
私は一切ありません

それらは
診断そのもののイメージから作られた
2次産物だからです。

彼の社会生活や成長の機会を作るために
ラベルが必要なら利用するし
そこには彼自身のいのちや存在価値と
なんら関係ないからです。

同じように,毒親やHSPという捉え方も
共依存的な人間関係に線を引いたり
自分を正当化する上で有効かもしれません。

ただそのラベルを張ることによって
決めつける前の奥行きがみえなくなったり
オーガニックで動的な人間関係を作るチャンスを
自ら放棄しているとも言えます。

傷つくことから自分を守るために
時にラベルは有効かもしれません。

できない自分を正当化するために
時にラベルは有効かもしれません。

ただ人間はラベルじゃない。

存在とラベルを区別して
認識できる人が増えたらとよいなと思ってます。

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