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初診Web予約

発達障害(特性)検査

Reception
発達検査の受付について

発達障害の検査・診断のご予約は、ただいま
3週間以内にご案内可能です。
6歳以上のお子さまから、おとなの方まで受付しています。
診断の有無を目的とせず、より生きやすくする
アドバイスやカウンセリングが定評です。
保険
診療
「発達障害(特性)検査」による受診は、自由診療となります。受付時間表の【保険診療】の受付時間にてご予約いただけます。
医師による診察・診断・治療方法によって、自由診療へ移行する場合がございます。

Overview
発達特性(障害)について

発達特性(障害)について

大人になってから
気づくこともある発達特性(障害)

発達特性(障害)の方は、生まれつき脳機能や発達に偏りがあるために言動やコミュニケーション、物事の認知の仕方などに特性を持っています。子どもの頃に周りが気づくことも多いですが、人によって大人になるまで周りも本人も気付かないこともあります。

特性の現れ方は個人差が大きく、日常や社会生活で困難を感じる人もいれば、環境・状況によっては特性が目立たない方もいます。社会に出た時や結婚をした時など、環境変わった際にうまく適応できずに特性が表面化する場合も多いのです。

専門家のサポートで生きづらさを
和らげ、新たな可能性を見出す

おとなの場合、発達特性(障害)が理由で職場や家庭で失敗をくり返したり、コミュニケーションがうまくとれなかったりして、二次的にうつや不安障害などを併発してしまう場合もあるので、早めの対処が望ましいです。

生まれ持った脳の特性を個人の努力だけで解決することは難しいですが、医師や専門家のサポートにより自分の特性を理解して、生きづらさを和らげたり、新たな可能性を見つけ出すことが可能になります。

「もしかして?」と思い当たる場合や、日常や社会生活で生きづらい思いを抱えていたら、ぜひ一度ご相談ください。また当院では、大人だけでなくお子さまもサポートしております。育児の中でお子さまの発達が気になる場合にもお気軽にご連絡ください。

こんな症状で
お困りではありませんか?

  • 単純なミスをくりかえしてしまい、上司や家族から何度も同じ注意を受けてしまう
  • 努力・注意しているつもりなのに遅刻をくりかえしたり、作業や仕事を時間内に完了することが難しい
  • 悪気はないのに対人関係でトラブルになったり、「空気が読めない人」と言われることがある
  • 集団やチームでの活動に馴染めない、コミュニケーションがうまくとれずに孤立や疎外感を感じる
  • 周りがあたり前にこなしていることが、自分には困難だと感じる

About Disease
3つの発達特性(障害)と原因

発達特性(障害)には大きく分けて3つのタイプあり、1つのタイプの特性だけを持つ人もいれば、複数のタイプの特性を重複して持つ人もいます。
また、どのタイプのどんな特性が、どの程度の強さで現れるかも個人により大きく差があります。

01
ADHD (注意欠陥・多動症)

ADHD(注意欠陥・多動症)は注意力に欠けてしまう『注意欠陥』と、衝動的で落ち着きがない『多動・衝動性』といった特性を持っています。
「注意欠陥」と「多動・衝動性」の両方が現れる人もいればと、どちらか一方が顕著に現れる人もいます。
    特性 01
    注意欠陥
  1. 作業や会話に集中し続けることが苦手で、上の空になりやすい
  2. 些細なミスをくり返してしまう
  3. 約束や時間を守ることが難しい
    大事な予定を忘れたり、遅刻をする
  4. 物事を順序立てて取り組むことが難しい
    タスクやスケジュールの管理ができない、締め切りを守れない
  5. 大事なものや書類をなくしたり、置き忘れる
  6. 片付けや整理整頓が苦手
    特性 02
    多動・衝動性
  1. 落ち着いて座っていること、じっとしていることが難しい
    体を小刻み揺らしたり、そわそわしてしまう
  2. 衝動的な発言や、行動が多く見られる
    思いついたことをすぐに行動に移したり、失言をしてしまう
  3. 他人の感情や状況を考慮したり、社会的なルールを守ることが難しい
    意に反してトラブルを引き起こしてしまうことがある
ADHD(注意欠陥・多動症)の原因
完全には解明されてはいませんが、生まれつき脳の発達に偏りがあることが原因であると考えられてます。育て方やしつけによるものではありません。
遺伝的な要因や、脳内の神経伝達物質の関与なども考えられています。

02
ASD (自閉スペクトラム症)

ASD(自閉スペクトラム症)は、相手の気持ちを読みとったり、社会的なルールを理解することが苦手な『コミュニケーションの難しさ』と、特定のことに強い興味・関心を抱く『こだわりの強さ』などの特性を持っています。
    特性 01
    コミュニケーション困難
  1. 非言語的なコミュニケーションが難しい
    言葉以外の表情や視線、身振りなどから相手の意図や感情を読みとることが困難
  2. 文脈や場の雰囲気を読むことが難しく、言葉を文字通りに受け止めてしまう
  3. 思ったことや感じたことを率直に伝えてしまい、伝えたいことを誤解されてしまったり、対人関係で意に反してトラブルを起こしてしまう
  4. 他人や社会との適切な距離感や関係性の構築が難しい
  5. 社会的なルールや、暗黙の了解を理解したり、想像することが苦手
    特性 02
    こだわりの強さ
  1. 過度なこだわりや、興味・関心への偏りが見られる
  2. 特定のルーティンや環境に固執する傾向がある
    変化や予測不能な状況に柔軟に対応することが難しく、ストレスを感じたりする
  3. 視覚や聴覚などの感覚が敏感で、刺激に過敏である
ASD(自閉スペクトラム症)の原因
完全には解明されてはいませんが、生まれつき脳の発達に偏りがあることが原因であると考えられてます。育て方やしつけによるものではありません。
胎内環境や周産期のトラブルなどが関係している可能性もあります。

03
SLD (限局性学習症)

SLD(限局性学習症)は、「読む」「書く」「計算する」といった特定の学習行為が極端に苦手という特性をがあります。3つの特性のうち、ひとつだけが現れる人もいれば、複数の特性が現れる人もいます。
知的障害とは異なり、全般的な知能に遅れはなく、LD(学習障害)とも呼ばれます。
    特性 01
    読めない
  1. 文字や、文章を正確に認識・理解することが難しい
    文字がぼやけたり、逆さまに見えたりする
  2. 読むことに時間がかかる
  3. どこを読んでいるか分からなくなる
  4. 文字や行を飛ばし読みしてしまう
    特性 02
    書けない
  1. 文字や漢字を覚えること、正確に書くことが難しい
  2. 書くことに時間がかかる
    ささっとメモをとるといったことが難しい
  3. 誤字脱字や、書き間違いが多い
  4. 資料や書類作成など、「文章をまとめる」ことを難しいと感じる
    特性 03
    計算できない
  1. 数字を覚えたり、数の概念を理解することが難しい
  2. 暗算や筆算など、計算が苦手
  3. 図形や表、グラフを理解するのが難しい
  4. お金の管理が苦手
  5. 結果を予測したり、結果から原因を推察することが難しい
  6. 時計で時間を把握したり、作業を時間内に終わらせるよう取り組むことが難しい
SLD(限局性学習症)の原因
完全には解明されてはいませんが、生まれつき脳の発達に偏りがあることが原因であると考えられてます。育て方やしつけによるものではありません。
遺伝的な要因や、胎内環境や周産期のトラブルなどが関係している可能性もあります。

Treatments
当院での治療法

1. 来院・問診票の記入

問診票のご記入をお願いします。現在治療中の疾患や、服用中のお薬がある場合は、ご記入ください。
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2. 診察・検査

発達障害による脳や性格の特性、行動パターンなどを分析する「気質・性質検査」や、脳の発達状態や知能指数を測る「知能検査」など、患者さまに合わせて必要な検査・診察を行います。
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3. 診断・治療

01認知療法
認知療法
認知療法とは偏った認知を整え、柔軟な考え方が出来るようにする療法です。うつ病などの場合は物事を悲観的・否定的に捉えることが多くあります。そういった認知の癖に気づき、現実に沿ったものに整えていくことでストレスを減らしていきます。
02カウンセリング
カウンセリング
カウンセラーや臨床心理士によるカウンセリングやストレスケアをおこない、発達障害が原因となって日常で感じるストレスをケアします。また社会での生きづらさを解消できるよう、人との関わり方やコミュニケーションのとり方、社会的ルールの捉え方なども指導いたします。
[検査費用について]
発達検査
29,700円(税込)