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睡眠障害

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「睡眠障害」による受診は、自由診療となります。受付時間表の【保険診療】の受付時間にてご予約いただけます。
医師による診察・診断・治療方法によって、自由診療へ移行する場合がございます。

Overview
睡眠障害について

睡眠障害について

睡眠障害とは、「眠れない」または「寝てはいけない場面で眠気をコントロールできない」など、睡眠に関するトラブルによって日常生活に支障をきたしてしまう問題や症状のことです。

睡眠障害は、うつ病や認知症など他の病気が影響している場合や、反対に睡眠障害の影響で高血圧や脳梗塞などの疾患リスクが高まることも考えられます。

眠りに関してお悩みの方は、日常や身体への支障が深刻化する前に、お早めにご相談ください。

こんな症状で
お困りではありませんか?

  • 眠れない、寝た気がしない
  • 満足な睡眠がとれず、倦怠感や集中力の低下、イライラなど心身に影響がある
  • 睡眠時間は充分なはずなのに、疲れがとれない、日中に眠くなる
  • 日中に耐えられない眠気を感じたり、眠気をコントロールできない
  • 睡眠中に大きなイビキをかいたり、呼吸が止まる
    また周りからそういった指摘を受けた

About Disease
3つの睡眠障害と原因

睡眠障害には、主に「不眠症」「過眠症」「睡眠呼吸障害」の3つの種類があります。

01
不眠症

不眠症は、4つのタイプに分類されます。充分な量や質の良い睡眠がとれないと、日中の生活に支障が出たり、健康へのリスクも高まります。
      Type 01
      入眠困難
    • 床についても30分~1時間以上眠りにつくことができず、苦痛を感じる
      Type 02
      中途覚醒
    • 眠りについた後、夜中に何度も目が覚めてしまう
      Type 03
      早朝覚醒
    • 起床時間よりも2時間以上前に目が覚めてしまい、そのあと再び眠ることができない
      Type 04
      熟眠障害
    • 眠りが浅く、睡眠時間の割に熟睡した満足感が得られない
不眠症の原因
不眠症の原因は様々考えられます。
【心理要因】:悩みやストレス、極度の緊張状態にある、など
【身体要因】:アレルギーによるかゆみ、呼吸器疾患による息苦しさなど他の病気の影響、頻尿、年齢など
【環境要因】:暑さや寒さ、騒音、時差ぼけ、寝具の問題、など
【生活習慣要因】:アルコールやニコチン、カフェインの摂取、服用中の薬の副作用、運動不足、など

02
過眠症

夜に充分な睡眠をとっているのに日中に耐えられない眠気に襲われたり、自分の意志で目を覚ましていることができなかったりして、日常生活に支障が出てしまう睡眠障害です。過眠症は主に3つの疾患に分類されます。
    Type 01
    ナルコレプシー
  1. 仕事中や食事中など不適切な場所やタイミングであっても、強い眠気(睡眠発作)に襲われて、眠りこんでしまう
  2. 10~20分で目が覚め、直後は眠気がなくなりスッキリ目覚めるが、2~3時間で再び睡眠発作に襲われる
    Type 02
    特発性過眠症
  1. ナルコレプシーと比較すると、ある程度眠気を我慢できるが、強い眠気に襲われる
  2. 一度居眠りをすると1時間以上眠り、目が覚めてもスッキリしない
  3. 1日の総睡眠時間が11時間以上になる
    Type 03
    反復性過眠症
  1. 1日に20時間近く眠り続ける「過眠期」と、症状が出ない「間欠期」をくり返す
  2. 過眠期は3日~5週間程度続き、食行動の異常(食欲の低下や過食)や、脱抑制行動を伴うこともある
過眠症の原因
覚醒状態を維持するために必要な脳内物質が低下することだと確認されていますが、低下する理由はハッキリわかっていません。
遺伝的な背景やストレスがきっかけで発症するとも考えられています。

03
睡眠呼吸障害

睡眠中に呼吸が一時停止したり、呼吸が浅くなる病態の総称で、代表的な疾患のひとつに「睡眠時無呼吸症候群」があります。
    Type
    睡眠時無呼吸症候群
  1. 睡眠時に大きなイビキをかいたり、呼吸が止まったりする
  2. 睡眠の質が低下し、日中の眠気や倦怠感、生活習慣病のリスクが高まる
睡眠時無呼吸症候群の原因
睡眠時に上気道(空気の通り道)が塞がれることで呼吸がとまります。原因としては肥満や、扁桃・アデノイド肥大、あごが小さい、のどが狭い、などがあります。

Treatments
当院での治療法

1. 来院・問診票の記入

問診票のご記入をお願いします。現在治療中の疾患や、服用中のお薬がある場合は、ご記入ください。
矢印

2. 診察・各種検査

01血液検査
血液検査
血液検査によって「肝機能」「腎機能」「糖尿病」の有無や、睡眠障害の原因となることもある「甲状腺ホルモン」や「副腎ホルモン」の異常有無を確認します。
02心的検査
心的検査
身体的な問題がない場合は、ストレスや心理的な要因を調べます。
03睡眠時無呼吸症候群の検査
睡眠時無呼吸症候群の検査
「睡眠時無呼吸症候群」の症状が見られないか、また重症度を測定します。
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3. 診断・治療

01カウンセリング
カウンセリング
カウンセラーや臨床心理士によるカウンセリングやストレスケアを行います。原因となっているストレスや精神的負担をケアし、症状の改善を目指します。
02生活習慣指導
生活習慣指導
就寝前の習慣や睡眠時の環境、食生活など、ストレスのない環境で症状を改善するための生活習慣指導やアドバイスをいたします。